本物そっくりのトンボ、漂うクラゲ、ピアノ演奏ロボット、二足歩行ロボット、感情を理解するロボット――創意あふれ注目を集めた2017世界ロボット大会(World Robot Conference 2017)が、27日に閉幕した。同大会の豊かな成果が人々に未来への期待を抱かせた。科技日報が伝えた。
世界ロボット大会専門家委員会は閉幕式で「ロボット分野の最も成長性の高い10大技術の見通し2017−18」を発表した。この技術には柔軟ロボット、液体金属制御技術、肌の電気制御技術、敏感触覚技術、会話形スマート交流技術、感情認識技術、ブレーン・マシンインターフェース技術、自動運転技術、VRロボット技術、ロボットクラウドサービス技術が含まれる。
世界ロボット大会執行委員会副主任兼秘書長の徐暁蘭氏は、大会事務局が15の権威ある国際ロボット機構及び100人以上の専門家・学者・経営者と共同発起する「世界スマートロボット協力発展提案書」を読み上げた。世界各国・地域間のロボット分野の交流と意思疎通を強化し、ロボット協力革新共同体を構築し、革新的な成果により全人類に利益をもたらすとした。またロボット基準の研究と制定をめぐる協力を強化し、ロボット基準・体制の改善を続け、スマートロボット技術基準・体制の連結を推進するとした。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月28日
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