中国には68年間にわたる砂漠化防止の歴史があり、それは世界生態建設の歴史における奇跡と呼んでも過言ではない。国連砂漠化対処条約(UNCCD)第13回締約国会議(COP13)が開かれるなか、中国砂漠化防止成果展が6日に開かれた。科技日報が伝えた。
成果展では砂漠化防止の「チャイナプラン」が紹介された。うち科学技術面のサポートにより、中国の砂漠化防止観測技術は世界トップレベルになり、中国が発案した砂の移動を固定するために藁を方眼に埋め込む「草方格」や低被覆度砂漠化防止の各種技術、オアシス防護林システムなど各種総合防止モデルを創り出した。国家林業局の責任者によると、中国の砂漠化防止の成果は、4つの「ダブル」によって示されている。これは半砂漠化・砂漠化面積の「ダブル縮小」、半砂漠化・砂漠化程度の「ダブル軽減」、砂漠の植物状況と炭素固定能力の「ダブル向上」、地域風蝕状況と風沙日の「ダブル減少」のことだ。中国は現在、2030年までに世界の土地退化ゼロ成長を実現するという、国連が打ち出した目標を前倒しで達成している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月7日
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