中国国家標準化管理委員会の田世宏主任は10日、中国の「ターゲットをしぼった貧困支援」標準の「海外展開」を推し進め、国際的な貧困削減組織と積極的に協力・交流する必要性を指摘した。中国新聞社が伝えた。
田主任は同日の「貧困者支援デー県域発展と貧困脱却難関攻略フォーラム2017」で、次のように指摘した。
国家標準化管理委員会は国務院扶貧開発指導小組弁公室とより緊密に協力し、「ターゲットをしぼった貧困者支援」の標準化を積極的に推し進め、「ターゲットをしぼった貧困者支援」標準化専門家チームを設立する。「ターゲットをしぼった」識別標準、産業貧困者支援標準、貧困脱却標準、貧困者支援保障など差し迫って必要とする標準の研究・制定に取り組む。国務院扶貧開発指導小組弁公室と共に「ターゲットをしぼった貧困者支援」標準化試行地を通達し、試行地で「ターゲットをしぼった貧困者支援」標準システムを確立し、現地のニーズに即した標準を制定する。試行地での取り組みの経験を速やかに総括し、他の地域も再現・普及の可能な典型的事例を培う。
中国の貧困者支援産業開発標準の「海外展開」を推し進め、村レベルの太陽光発電所、金鶏貧困者支援などの事業を重点に、中国標準の優位性を発揮し、世界の貧困削減に「中国の案」を提供し、「中国の知恵」を貢献する。同時に、国際育成を行い、「ターゲットをしぼった貧困者支援」の標準化を現有の国際標準化育成に組み込み、途上国のために標準化人材を育成する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月11日
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