中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)は17日、人民大会堂でプレスブリーフィングを行った。庹震報道官は党大会の準備作業と議事日程について、国内外の記者に次のように説明した。
【カザフ通信記者】「一帯一路」(the Belt and Road)の今後5年間の見通しはどのようなものか。「一帯一路」に関する外部の論評にどう応じるか。
【庹報道官】「一帯一路」イニシアティブは世界の多極化、経済のグローバル化、社会の情報化、文明の多様化という発展の趨勢の機運に乗じて生まれたものであり、政策の意思疎通、インフラ施設の連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の通じ合いの推進によって、発展の公約数を大きくし、最終的に互恵・ウィンウィンと共同発展を実現することを目指している。「一帯一路」イニシアティブは終始「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、対等な協議及び各国自らの選択の十分な尊重を堅持し、いかなる政治的条件も付けないことを堅持する、全ての国が大小・貧富・強弱に関係なく、一律平等に接し、共同参加する協力だ。
中国企業の対外投資協力は、互恵・ウィンウィンの原則を堅持し、相手国の産業水準の向上と経済・社会発展に貢献してきた。2013~16年の中国企業の対外投資は約5600億ドルで、百万人単位で雇用を創造し、あまねく歓迎されてきた。過去4年間で「一帯一路」建設は実り豊かな成果を得た。これを基礎に、各国が手を携えて協力し、勢いに乗じて向上し、勢いに沿って行動して、「一帯一路」は必ずや平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道を完成することができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月18日
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