中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に、世界中のメディアの注目度が高まり続けている。中国大陸部外の記者1800人以上が党大会を取材。第19回党大会を通じて中国を解読することが、世界のメディアの一致した願望となっている。(人民日報「鐘声」国際論評)
「世界が中国を理解するには、中国共産党長期政権が中国の発展に最も適した選択であったことを理解しなければならない」。米国の政治経済評論家ロバート・ローレンス・クーン氏はこう書いた。ばらばらの砂だった中国を、100年足らずで世界第2の経済大国にし、人類社会の発展の歴史における奇跡を創造した。このような事実を前に、中国共産党の指導が中国の大発展実現の鍵であったことを悟る人々が国際社会で増えている。
「中国共産党は奮闘する政党であり、終始中国の人々の利益を図る政党だ。全てに打ち勝つ意志の力を持つ。まさにこの意志の力が中国を今日の地位にまで導いたのだ」と、アフガニスタン通信の記者は感慨を催した。
過去5年間、中国共産党は長年懸案となっていた多くの難題を解決し、長年望みながら成し遂げられていなかった多くの重大事を成し遂げた。改革の全面的深化、大国外交、軍の強化・振興、全面的に厳格な党内統治……第19回党大会を取材するタイの記者は「改革が容易であったことはない。なぜ中国は達成でき、他の多くの国々は往々にして途中で終わるのか」と問うた。
第19回党大会の取材は、外国人記者にとって現代中国を観察する最良の窓だ。北京展覧館で外国人記者は大型成果展「錬磨奮進の五年」を見学。外国の報道陣からは「大変驚いた!」「余りにすごい!」といった声がしきりに上がった。「これらの成果はみな中国共産党の指導のたまものであり、中国共産党は一連の英明な政策を定めた」と、ヨルダン通信社のサーレハ記者は語った。
中国共産党は世界最大の与党であり、その影響力はとうに国境を越えている。現在、平和の欠損、発展の欠損、ガバナンスの欠損が全人類の直面する厳しい試練となり、ポピュリズムと反グローバル化思想が逆巻き、世界は不確定性を増している。過去5年、習近平国家主席は人類の前途命運と世界の発展の大勢を深く考え、洞察し、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブを打ち出し、心を一つにして人類運命共同体を築き、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を構築することを主張してきた……中国の案、中国の知恵は人類の前進の方向を明るくともした。世界は第19回党大会に注目し、これによって中国の将来の現実的ニーズを予測し、さらに中国が引き続き世界にプラスのエネルギーを与えることを期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月18日
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