この日、北京市の気温はマイナス5度と冷え込んだ。そんな天候にもかかわらず、什刹海や前海の寒中水泳エリアでは、大勢が見守る中、数人のスイマーたちが次々と凍てつく寒さの池の中に飛び込み、寒中水泳を楽しんでいた。
毎年冬になると前海には北京市の寒中水泳スイマーたちが大集結する。水面にはすでに分厚い氷の層ができており、その氷に穴を開けた箇所を寒中水泳用に使っている。現在、北京は最も寒い時期だが、寒中水泳スイマーたちはそんな事はものともしない。スイマーたちの年齢層は40代から80代の間で、女性もいる。長年に渡り寒中水泳をしている人が多く、互いに鼓舞し合ってきたことで、一種のコミュニティーが形成されている。中には水泳を終えて声高らかに歌う人もおり、中国各地や海外から訪れた観光客たちが足を止めて、その光景を眺めていた。 (編集HQ)
「人民網日本語版」2018年2月5日
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