中国鉄路設計集団有限公司が公表した、北京市と河北省の雄安新区をつなぐ新たな都市間鉄道建設の環境影響評価書は、同鉄道の地理的位置や路線の平面イメージ図を明らかにしている。京雄都市間鉄道のうち、新空港の北京大興国際空港と雄安の区間の工事が2018年5月に始まり、2年後の20年4月末に完成する計画だ。新たに固安東駅、霸州北駅、雄安駅の3駅が設置され、雄安駅が始発駅、その他の2駅は中間駅だ。雄安に高速列車のメンテナンスセンターと閉塞扱所が1ヶ所ずつ新設される。央視網が報じた。
北京と雄安新区をつなぐ新たな都市間鉄道は、北の北京ターミナル李営閉塞扱所から雄安駅までの全長92.783キロ。北京市大興区、河北省廊坊市の固安県、永清県、霸州市、雄安新区などをカバーする。駅は、黄村駅、新空港駅、固安東駅、霸州北駅、雄安駅の5駅。同鉄道は旅客専用線で、李営から新空港までの速度の設計目標値は時速250キロ、新空港から雄安新区までの設計目標値は時速350キロとなっている。
京雄都市間鉄道の建設と同時に、河北省境内廊坊市と■州市(■はさんずいに啄のつくり)をつなぐ廊■都市間鉄道(時速200キロ)、天津と新空港をつなぐ連絡線(時速350キロ)、天津と香港九龍をつなぐ津九連絡線(時速160キロ)、北京と香港をつなぐ京港(台)高速鉄道(時速350キロ)、石家荘と雄安をつなぐ石雄都市間鉄道(時速350キロ)など、関連の鉄道建設プロジェクトも並行して進められる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月7日
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