上海市、広東省、四川省などにある11の自由貿易試験区が1日に四川省成都市で、「中国自由貿易試験協同開放発展イニシアティブ」をスタートさせた。協同改革、協同革新(イノベーション)、協同発展の構想をさらに強化し、内陸部と沿海部、国境地域、河川流域の協同開放戦略の実施に力を入れる方針を明確にしたものだ。各地域の自由貿易改革テストは今後、総合性、系統性、共同性をより重視することになる。新華社が伝えた。
このイニシアティブは同日に行われた2018年中国自由貿易試験区協同開放発展フォーラムの主要な成果でもある。11試験区が共同で呼びかけたもので、協同開放を試験区建設の重大な任務に据え、試験区間の制度的マッチング、産業の協同、プラットフォームの共同構築を推進し、他の地域に対する試験区の誘導・模範・波及・牽引といった役割を強化し、立体的で全面的な開放と競合・協同を通じた共同振興というまったく新しい局面の構築を加速させることを目指す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年4月2日
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