上海協力機構(SCO)が企画する第一回SCO映画祭(SCO FILM FESTIVAL)が13日、山東省青島市で開幕した。SCOの加盟国とオブザーバー合わせて12ヶ国の多様な文明と優秀な映画を十分に紹介するために、それらの国の映画55作品が上映される。うち、23作品が「金海鷗賞」を争う。新華網が報じた。
同映画祭は、閉幕したばかりのSCO青島サミットの開催に合わせて企画された重要な人文交流イベントで、中国国家電影局と山東省人民政府が主催、青島市人民政府が共催し、中国外交部(外務省)とSCO秘書処のサポートを得ている。
同映画祭で上映されるのは12ヶ国でここ2年間に製作された映画で、各国のハイレベルな映画分野の発展を紹介するほか、さまざまな角度から各国の映画の魅力や文化、伝統を伝える。「金海鷗賞」には作品賞、監督賞、脚本賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞、審査員特別賞の6賞が設置されている。審査委員会はSCO加盟国の著名な映画人から構成されている。17日の閉幕式・授賞式で受賞作品が発表される。
13-17日の5日間、映画上映、映画評価、映画協力フォーラム、フォーカス、映画市場、文化体験などのイベントが開催される。SCO加盟国・オブザーバーの各国の映画代表団、映画アーティストが映画の発展と成果をめぐり交流を展開し、映画分野の協力を深化させるために意見を交換する。各国の主な映画会社も作品を展示して、協力のための交渉を行い、相手国での映画公開や相手国からの映画の輸入を促進して、市場の共同繁栄を促す。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月14日
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