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関西国際空港の国際線運航が一部再開、第一便は上海行き

人民網日本語版 2018年09月10日16:07

西日本の空の玄関口である関西国際空港で8日、国際線の運航が一部再開された。同空港は、先週初めに西日本を直撃した大型台風21号の影響を受け、一時的に閉鎖されていた。新華網が報じた。

関西国際空港で8日に運航が再開された最初の国際便は、上海行きの全日空便で、同日正午に離陸した。

空港側は、「8日に運航が再開した国際便は、全日空の2便とICCのピーチアビエーションの12便で計14便。ピーチアビエーションが運航再開を計画しているフライトの目的地は、香港・ソウル・釜山・台北・上海となっている」と紹介した。

8日朝、関西国際空港第二ターミナルビル内のチェックインカウンターの前には、長蛇の列ができた。離陸までの間に、多くの旅客が顔に笑みを浮かべ、「Vサイン」をして記念写真を撮影していた。

ある旅客は、日本のメディア取材に対し、「8日中には出発できないのではないかと心配していたが、思いがけず運航再開第一便に搭乗できることになり、とてもラッキーだと感じている」と喜びを語った。

一方、別の観光客は、「関西国際空港は、運航再開に関する必要な情報をタイミングよく出しているとは思えない。日本を訪れる外国人観光客が増えるに伴い、当然のことながら、日本サイドもサービスを強化する必要がある」と不満を口にした。

海上にある関西国際空港は、海を埋め立てて建造されているが、空港と外部を繋ぐ連絡橋が4日に台風の影響でタンカーが衝突して破損し、路面の一部にヒビが入り損傷したことで、空港は一時「陸の孤島」となってしまった。

関西エアポート株式会社の山谷佳之社長は、8日午後に開かれた記者会見において、「第一ターミナルビルは、1週間以内に営業再開を予定している。いつ、すべての国際線の運航が再開できるかについては、まだはっきりとはわからない」と述べた。

山谷社長は、「多くの航空会社からの要請に応じ、弊社は、暫定的な措置として、近くの伊丹空港と神戸空港へ1日70便を振り分けることを検討している」と説明した。記者が、「その70便には国際便も含まれているのか」と質問したところ、同社長は、「状況をみながら決定する」と回答するにとどまった。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年9月10日

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