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国防部、英軍艦の中国領海の不法進入に強い不満と断固たる反対

人民網日本語版 2018年09月07日13:12

英軍艦が中国の西沙(英語名パラセル)諸島領海に勝手に進入したことについて、国防部(国防省)の任国強報道官は6日、次の談話を発表した。

8月31日、英国のドック型輸送揚陸艦「アルビオン」が中国政府の許可を得ぬまま、中国の西沙諸島領海に勝手に不法進入した。中国軍は法規に基づき艦艇と航空機を派遣して英艦を確認・識別したうえ、同海域から出るよう警告した。

西沙諸島は中国固有の領土だ。中国政府は早くも1996年5月に「中華人民共和国領海及び接続水域法」に基づき西沙諸島の領海基線を告示した。英側が軍艦を派遣して中国領海に勝手に進入し挑発したことは、中国の法律及び関係する国際法に違反し、中国の主権を侵害し、中国の安全保障上の利益を損ない、海空の不測の事態を極めて引き起こしやすいものだ。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明し、英側に厳正な申し入れをした。

このところ、中国とASEAN諸国の共同の努力で南中国海情勢は安定へ向かい、好転してきた。一部の域外国がこれを見て見ぬふりをし、軍用艦艇・航空機を南中国海に派遣して波風を立て、地域の平和と安定を脅かすのは、域内国の共通の願いと積極的な努力に相反する。中国軍は防衛の責務を断固として履行し、引き続きあらゆる必要な措置を講じて国の主権と安全を断固として守り、地域の平和と安定を断固として維持する。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年9月7日

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