エントリーナンバー1「緑色の顔をもつ俑」
出土時の兵馬俑の多くは、薄いピンク色をしている。そのため、陝西省のとある観光地に展示されている「パクリ」兵馬俑はこの特徴を見事に「再現」しているといってもいいかもしれない。
出土したばかりの兵馬俑の頭部(資料写真)。
韓国式の太眉タトゥーにアイラインもバッチリ、ぽってり唇もセクシーな「パクリ」兵馬俑。
2号坑からは、非常に珍しい緑色の顔の俑が出土している。その顔面には緑色に塗られており、文化財考古学界で大きなセンセーションを巻き起こした。
出土した兵馬俑のうち、緑色の顔を持つ兵馬俑はこの一体のみとなっている。顔を緑に塗装している理由について、学界では、「敵から容易に発見されないようにというカムフラージュを再現して制作した職人がわざわざ緑に塗った」といった意見など様々な見解が挙げられている。
緑色の顔の兵馬俑(資料写真)。
緑色の顔の兵馬俑(資料写真)。
緑色の顔の兵馬俑(資料写真)。
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