エントリーナンバー2「地下エンタメ団」
秦の始皇帝陵と聞くと、人々はまず気勢盛んな地下兵馬俑軍団を思い浮かべるだろう。しかし実は、陵墓内には他にも「地下エンタメ団」と呼びたくなるような俗に「アクロバット俑」と呼ばれる俑もある。
復元された「アクロバット俑」(撮影·張遠)。
坑内から発見されたさまざまな格好をしている数十体の「アクロバット俑」は、破損が深刻だが、その色や紋様、姿態、手の動きなどから見ても、これまで出土した俑とは全く異なるタイプとなっており、兵馬俑とは全く対照的な存在となっている。
復元された「アクロバット俑」(資料写真)。
「アクロバット俑」の姿態や表情はさまざまだが、どれもユーモラスで思わず笑いを誘う傑作がほとんど。大きな「ビール腹」を抱えているポッチャリ俑から、ミニスカートのような腰巻を身につけた俑、パフォーマンス用に着飾った俑に、まるでレスラーのようなマッチョな俑まで、いずれも活き活きとしたムードを醸し出している。
復元された「アクロバット俑」(資料写真)。
全身スタッズまみれの「スタッズ俑」(撮影·張遠)。
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