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中国、大卒生の争奪戦勃発  人口ボーナスから人材ボーナスの時代へ

人民網日本語版 2018年10月25日08:29

浙江省の杭州電子科技大学に、新入社員募集のためにやって来た中国航空工業昌河飛機工業有限公司人事課の李貴光課長は、「10月でも遅くないと思っていたが、意外にも欲しかった電子情報、自動化、コンピューター科学・技術の卒業予定者は、すべて他の企業にとられていた。もっと早く来ればよかった」と、ため息をついた。中国青年報が報じた。

来るのは遅れたものの、同社は杭州電子科技大学で、説明会を開き、さらに、後れを取り戻そうと、本領を発揮して、自社開発した飛行機のショーを同校で披露した。

大学で人材争奪戦を繰り広げる企業

杭州電子科技大学で就職を担当する「招生就業処」の陸向華処長によると、「以前は、就職シーズンになると、大学の就職担当者が優良企業に、新入社員募集枠を広げるよう求めていた。しかし、近年は、大学に自ら訪れて、人材を募集する企業が増えている」という。

今年の秋、杭州電子科技大学では、杭州の企業のほか、上海や北京、深センなどの企業の説明会が前年比60%以上増となる500回以上行われる予定だ。

浙江理工大学でも、今年の秋は卒業予定者の争奪戦が繰り広げられている。同校の就職指導処の梁琳・副処長によると、現在、大学にやってきて就職説明会などを開く企業のランクも規模も以前に比べアップしているという。

梁副処長によると、同校では現在、毎週説明会が50-60回行われており、以前は、企業の人的資源部門の責任者が説明に来ていたが、今は、企業の責任者が来るようになった。また、同校で週に1回開催されている合同就職説明会には、企業からの応募が殺到しているという。


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