北京経済技術開発区への取材によると、開発区インフラ弁公室が担当するスマートカー革新パーク試乗場道路及び景観緑化主体プロジェクトが竣工した。試乗場を運営する北京智能車連革新センター有限公司は現在、試乗場交通施設及びテスト設備の取付・調整作業を行っており、11月下旬に正式に自動運転車のテストを行う予定だ。北京日報が伝えた。
同プロジェクトは北京経済技術開発区総合サービス関連エリア瀛海鎮に位置する。敷地面積は30万6000平方メートルで、試乗場道路を33本(合計で約8キロ)を新設する。新設緑化面積は21万平方メートル。高速道路、ランプ、都市幹線道路、環状交差点など各種シーンを想定した区間が含まれる。これまでの閉鎖的な路上テストと比べると、実際の道路はより実際の運転環境に近く、テストによって得られたデータの価値が高い。自動運転アルゴリズムのアップグレードに役立つ。
開発区企業サービス局の関係責任者は「開発区自動運転車産業の成熟と市場化の加速は、大きな吸引力を生む。同センターは第3者サービス機関として、開発区スマートカー生態圏を補完する」と話した。業界関係者は、政策支援が実行され、自動運転車の量産化が近づくにつれ、北京市の自動運転車産業が急成長を迎える見通しだとしている。
同試乗道路の基礎のすべてに周辺の郷鎮の取り壊しによって生じた建築ゴミ再生材料を採用し、約7万トンを使用した。試乗場全体の23万立方メートルの土砂が内部の更地化に利用され、外に運び出されることはなかった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月26日
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