国産大型旅客機「C919」の第2号機が27日午前9時頃、山東省の東営勝利空港を飛び立ち、2時間の飛行の後、江西省南昌市の瑤湖空港に着陸し、今回の空港間の移動任務を無事完了した。「経済日報」が伝えた。
これに先立ち、新たな中国国産リージョナルジェット機「ARJ21」2機が瑤湖空港に到着して性能検査が行われており、今後の引き渡しやテスト飛行の準備を整えた。今回、引き続いて空港間移動が行われたことは、国産大型旅客機が瑤湖空港でテスト飛行を実施するということ、また同空港が国産大型旅客機にテスト飛行専用の場所、空域、その他の関連の保障を提供するということを意味する。
今年から稼働している瑤湖空港は、上海からの空中の直線距離が610キロメートルと近く、テスト飛行に利用可能な3600メートルの滑走路と、専属のテスト飛行空域を有する。また航空工業江西洪都航空工業集団有限責任公司がテスト飛行の全過程をカバーする専門のチームと整ったテスト方法を備え、保守業務、空港管理業務を保障するチームと設備も整っており、大型旅客機のテスト飛行に十分な保障を提供することが可能だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月29日
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