華為(ファーウェイ)の最新のフラグシップスマホ「Mate20」シリーズが26日に中国国内で発表された。価格は3999元(1元は約16.1円)からで、海外での価格よりもかなり安い。華為の消費者事業担当の余承東最高経営責任者(CEO)は、「出荷量は2千万台に達する」と期待を込める。「北京晨報」が伝えた。
余CEOは、「華為のMateシリーズの出荷量はどれも1千万台規模となっており、Mate20シリーズは2千万台達成が期待される。華為の携帯電話の今年の出荷量の目標は2億台だ。2018年も半ばを過ぎ、これまでの出荷量は1億台を突破している」と述べ、さらに第三者調査研究機関のデータを引用して、「過去3四半期には、華為携帯の世界シェアは2位になった」と付け加えた。
ただ、余CEOは、「華為は市場規模をあまり追求しておらず、最も重要なことはユーザーの体験とイノベーションだと考えている。ユーザー体験が世界一になれば、市場シェアもおのずと世界一を達成するだろう」とも強調した。
華為Mate20シリーズは先週、英国で初販売された。中国市場での価格は欧州市場での価格をはるかに下回っている。Mate20の中国価格は3999元から、Mate20Proは5399元から、Mate20Xは4999元から、Mate20RSポルシェデザインは1万2999元からだ。
Mate20シリーズは発表時から高い評価を得ていた。26日に販売を開始すると、「8秒で売上高1億元」を達成した。また、余CEOは折りたたみ式携帯の進展状況も明らかにし、「折りたたみ式は華為の5G携帯第一弾として登場するだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月29日
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