ニューヨーク・タイムズは24日、中国とロシアの情報機関がトランプ大統領の私用iPhoneを盗聴し続けていると報じた。これについて外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「報道を目にした。米側の一部の人は本当にアカデミー最優秀脚本賞を得ようと全力を尽くしているのだと感じる」と指摘。
また「もしiPhoneを盗聴されるのが心配であるのなら、ファーウェイ(華為技術)の携帯に替えればいい」と「提案」した。
米ニューヨーク・タイムズは24日、米国の匿名の高官または元高官複数の話として、米情報機関の報告によるとトランプ大統領の私用iPhoneでの友人との通話が中国のスパイに「いつも盗聴されている」と報じた。トランプ大統領の側近も、大統領の携帯電話は安全でなく、ロシアのスパイがいつも盗聴していると繰り返し警告していたという。
華報道官は「できるなら、3つの提案がある。第1に、ニューヨーク・タイムズは、こうした報道がフェイクニュースの証拠を1つ増やすだけだということを知っておくべきだった。第2に、もしiPhoneを盗聴されるのが心配であるのなら、ファーウェイの携帯に替えればいい。第3に、絶対的安全のためには、いかなる現代的通信機器の使用も止めればいい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月26日
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