オフィスでは欠かせないネットで大人気のコーヒー
若者はミルクティーが大好き(写真は取材協力者からの提供)。
2018年1月、コーヒーをデリバリーしてくれる「瑞幸珈琲(luckin coffee)」が北京や上海、広州の若者の間で大人気となった。会社のエレベーターに貼られている女優の湯唯(タン・ウェイ)や俳優の張震(チャン・ チェン)がおなじみの青い紙コップを手に映っている宣伝ポスターを見たことがあるという人も多いだろう。
こうしたオシャレな飲み物には、瑞幸のコーヒーのほか、ネットで大人気のミルクティーがある。例えば、飲まず食わずで4時間並び、ミルクティーを買ったという人や、30元(1元は約16 .09円)の喜茶(ミルクティー)を買うために、60元も出してそれを誰かに買って来てもらったという人のエピソードを聞いたことがある人も多いだろう。
ミルクティーの種類もすでに「ミルク+ティー」だけに非ず(写真は取材協力者からの提供)。
ネットで大人気のミルクティーは本当においしいのだろうか?4時間も並んだのに、「おいしくない」というのは、棒のようになった「足」が許さないはずだ。しかしネットで大人気のミルクティーは、もはや単なるミルクティーではなく、それがおいしいかどうかというよりも、「ネットで大人気のミルクティーを、飲んだことがある」ということのほうが、多くの人にとって大事になっている。
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