2018年12月30日、成都大爆撃遇難同胞記念碑の前で記念撮影する日本弁護士団と成都大爆撃の被害者・遺族。成都大爆撃の犠牲者に献花、敬礼、黙とうを行った。
重慶大爆撃賠償請求訴訟の日本弁護士団のメンバー・一瀬敬一郎弁護士と田代博之弁護士夫妻は昨年12月30日から今月4日まで、成都、楽山、自貢、重慶を訪問し、重慶大爆撃の被害者や遺族を見舞った。中国新聞網が報じた。
2018年12月31日、中日の民間が共同で開いた楽山市抗日戦争文史研究会学習交流座談会。
日本弁護士団は10年連続で、年明けに被害者や遺族を見舞うために中国を訪問している。今回は、被害者に新年の挨拶をしたほか、被害者や遺族に上告したことを直接伝え、全ての困難を克服し、日本で十年以上続く法廷での争いを最後まで戦い抜くよう励ました。
楽山市抗日戦争文史研究会学習交流座談会に参加した楽山大爆撃の生存者で、朝鮮戦争の際の中国人民志願軍の元軍人・羅保清さん(94)。
重慶大爆撃対日民間賠償請求訴訟は、06年3月に第一次提訴し、17年12月に二審の敗訴が決定。1年の準備を経て、18年12月14日に、一瀬弁護士が東京最高裁判所に、上告の理由書を提出した。
2019年1月2日、重慶大爆撃民間対日訴訟の中日弁護士・専門家交流セミナー。
ここ約10年の間に、重慶を40回以上訪問した一瀬弁護士は、「重慶大爆撃の案件の調査を始めた時、私は52歳だったが、今はもう70歳。でも、88歳の田代団長は依然としてこの歴史のために必死に働き、奔走している。私もあと少なくとも17、8年は頑張らなければ」とその思いを語った。(編集KN)
2019年1月2日、重慶大爆撃の犠牲者に献花した日本弁護士団と被害者ら。
「人民網日本語版」2019年1月11日
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