若者の三大ストレッサーは経済・キャリア・学業 約3割が「うつ傾向」 (2)

人民網日本語版 2019年04月11日16:39

このうち、中高生の主なストレッサーは、学業上のプレッシャー(88.7%)、人間関係(27.5%)、知識不足(27.2%)、高等教育機関で学ぶ学生の場合は、学業上のプレッシャー(77.3%)、経済的プレッシャー(54.7%)、キャリア展望(40.7%)、働く若者の場合は、経済的プレッシャー(72.1%)、キャリア展望(40.6%)、住宅問題(34.1%)だった。

研究チームは、さまざまな境遇の若者の生活満足度に関する比較調査も行った。その結果、満足とした中高生の割合が81%、高等教育機関学生は77%と、平均を上回ることが分かった。一方、働く若者の生活に対する満足を感じた人数が62%で、学生よりかなり低かった。そして、生活に対して「非常に不満」とした社会人の割合は6%に達した。

研究によると、自分のストレス解消法について、「とても効果的」および「まあまあ効果的」と答えた若者の割合は60%を上回ったが、「ほとんど効果なし」とした人は7%、「ほんの少し効果あり」は31%だった。「効果的なストレス解消法」としては、「他人に自分の悩みを聞いてもらう(43.9%)」、「家族や友人に助言を求める(35.4%)」、「様々な文化娯楽スポーツ活動に参加する(31.7%)」などが挙がった。若者たちが「ストレス解消法として効果がない」と感じたやり方は、「自分を抑えること(64.4%)」、「とりあえずは問題をそのまま放置しておく(30.1%)」、「タバコや酒、食べ物などで気を紛らわす(20.8%)などだった。また、専門のコンサルタントに解決方法について助言を求める人の割合は、各年齢層によって1.7%から6.3%とまちまちだが、全体的に非常に低かった。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月11日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング