養老の新スタイルが海外で流行り出す 豪華客船やホテルで (2)

人民網日本語版 2019年04月11日08:16

▽ホテル住まい 安くて便利

昨年末、米国テキサス州に暮らすリタイア組のテリー・ロビソンさん(64)は、自身のSNSで次のような内容を発信した。「米国の老人ホームは平均して一日あたり188ドルがかかる今日、自分のお金を老人ホームにはつぎこみたくはない。そこで老後を過ごす最適な場所を見つけた。高齢者はいつでも行ってみるといい」。

ロビソンさんは続けて発信した。「いろいろ検討し、計算した結果、全国各地に展開するホテルチェーンのホリデイ・インが老後を過ごすベストな場所だという考えに至った。ホリデイ・インを調査したところ、長期予約に高齢者割引きをうまく組み合わせると、高齢者は一日わずか59.23ドルで利用でき、朝食もついてくる。夜にアルコールや飲み物、食事の割引きタイムを設定しているところもある」。

ロビソンさんによると、「毎日節約できたお金は、昼食や夕食に回して楽しく過ごすことができる。毎日レストランに行ってもおつりが来る。気に入った店で食べてもいいし、デリバリーサービスを頼んでもいい。特別なテレビプログラムや映画を予約することもできる。全体として、高齢者はホリデイ・インで快適な時間を過ごせる」という。

またロビソンさんは次のようなメリットを指摘した。「ホテルにはスパもジムもプールもある。部屋には清潔なタオルに、十分な量の歯磨き粉、シャンプー、シェーバーがある。掃除担当者が部屋とバスルームをいつもチリ一つ落ちていないほどきれいにしてくれる。無料のセルフ式の洗濯機も乾燥機もある。ホテルは私たちを病人とはみなさず、お客様として扱ってくれる。1日に5ドル支払えば、ホテル従業員が交代で様子を見に来てくれる。当直の時も見に来てくれて、何かあれば救急車を呼んでくれる」。

「ホテルの正面入り口にはバス停があり、高齢者は無料で乗車できる。身体に不自由があれば、専門の障害者移動サービスがある。旅行に行くのも簡単で、ホテルから空港まで毎日シャトルバスが出ている」。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年4月11日

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