マーベル映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」が中国で公開開始 (3)

映画館の混雑ぶりは帰省ラッシュ並みで、帰宅も困難に

人民網日本語版 2019年04月25日16:58

〇帰宅難民:タクシー待ちと「海底撈」に長蛇の列

映画が終了した午前3時、席をすぐに離れる観客はほとんどおらず、静かに席に座ったままで、最後の「おまけ映像」を待っていた。

しかし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」には「おまけ映像」がなかったばかりか、その帰宅の困難さが却って観客たちにとって上映終了後の「サプライズ」となってしまった。24日未明、タクシーをつかまえられない多くの若者が通りに溢れていた。彼らは、「タクシーを呼ぼうとしても誰も応じてくれないし、オンライン配車でも20人以上待ちの状態」、「映画を見終わってまるで失恋したような気分になった上、タクシーもつかまらず、余計その辛さが増した」などと口々に語った。

そして24時間営業のコンビニやファストフード店、火鍋店が、人々の「憩いの場」となった。

映画館から出てきたばかりの人々は、火鍋店「海底撈」の入り口に長蛇の列を作った。多くの人が、ここで「朝食」を食べているうちに朝になるだろうと考えたためだ。あるネットユーザーは、「もしかしたら今晩最大の勝ち組は『海底撈』じゃないかな?」と冗談交じりにコメントしている。

3時間の映画が終わり、ヒーローに別れを告げ、MCUシリーズはいったん幕を閉じた。「11年間の青春よ、さようなら」、「心にポッカリと穴が開いた」といったコメントが、ネットに数多く寄せられた。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月25日

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