17日午後10時55分、四川省宜賓市長寧県(北緯28.34度、東経104.9度)でマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。震源の深さは16キロ。各メディアは震災後、直ちに被災状況と救助状況の追跡報道を行った。ところが今回の地震の名称については統一されておらず、人民日報や新華社などは「四川長寧M6.0地震」としているのに対し、一部メディアは「四川宜賓長寧M6.0地震」「四川宜賓長寧県M6.0地震」としている。人民網が伝えた。
記者は、2014年10月21日に中国地震局の許可を得て発表された「中震法発〔2014〕69号」、2015年1月1日より施行されている地震業界標準DB/T 58-2014「地震名称確定規則」に目を通し、応急管理部中国地震局の関係者にも問い合わせた。
「地震名称確定規則」によると、地震の正式名称は「震災発生の日時+地名+M(マグニチュード)○+地震」で、略称は「地名+M○+地震」となる。地震発生の日時は北京時間を採用し、年月日で表示。陸地で発生した地震で震源地が県級(県級市、県、自治県、旗、自治旗)行政区にある場合、省級(省、自治区、直轄市、特別行政区)及び県級の二つの級の地名を用いる。
中国地震台網の測定によると、今回は四川盆地南部で北京時間2019年6月17日に地震が発生した。震源地は四川省南部の宜賓市長寧県で、マグニチュードは6.0。そのため今回の地震の正式名称は「2019年6月17日四川長寧M6.0地震」で、略称は「四川長寧M6.0地震」になる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月19日