中国ホワイトカラーの夜間消費報告 上海・杭州は「美」、広東」は「グルメ」

人民網日本語版 2019年09月03日15:13

求人サイト「智聯招聘」と口コミサイト「美団点評」がこのほど共同で発表した「2019年中国ホワイトカラー夜間消費調査研究報告」によると、ホワイトカラーの夜間消費は伝統的で、飲食とショッピングがメインとなっている。地域別で見ると、南方地域の都市のホワイトカラーの夜間消費が占める割合は、北方地域のそれを上回っている。「美」に最も気を配っているのは上海、杭州、北京に住むホワイトカラーで、グルメの注文数が最も多かったのは広州、東莞、深センだった。揚子晩報が伝えた。

調査研究によると、ホワイトカラーの72.6%の夜間消費額平均値が200元(1元は約14.8円)以下、19%が201-400元だった。1度の消費額がそれほど多くないことは、夜間消費がホワイトカラーの消費全体の中心に位置しているわけではないことを示していると言える。全体的に見ると、夜間消費が收入に占める割合が10%以下というホワイトカラーは約6割。中国の大半のホワイトカラーにはまだ、夜間消費の習慣がしっかり定着していないということがわかる。

統計によると、夜食で一番人気となっているのは軽食・ファーストフードで、ザリガニも重要な選択肢となる。90後(1990年代生まれ)は特にザリガニが好きだ。また、「美」に最も気を配っているのは上海と杭州のホワイトカラーで、上海の美容・ヘアサロン・ネイルなどの注文件数が、同市の注文件数全体に占める割合は1.02%、杭州は0.94%となっている。上海、杭州、そして北京のこの分野の夜間注文数はいずれも全国平均を上回っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年9月3日

  

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