国慶節初日の鉄道乗車券が今日から販売スタート、復路は7日と8日から

人民網日本語版 2019年09月02日14:39

高速列車「復興号」(撮影・陳超)。

国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休まであと1ヶ月となった。鉄道乗車券のオンライン・電話予約販売は30日前より始まる規定に基づき、国慶節当日(10月1日)の乗車券が本日(9月2日)から予約販売をスタートする。復路のピークとなる10月6日と10月7日の乗車券はそれぞれ9月7日と8日から販売が始まる。北京青年報が伝えた。

国慶節連休は、10月1日から7日までの7日間。連休前日と初日は通常購入者の数がピークに達するため、鉄道部門は乗客に対し、ピークを避けた外出スケジュールを呼びかけている。また、北京市の3大鉄道駅の乗車券予約販売開始時間は、各駅で異なっており、北京西駅は午前8時から、北京駅は午前10時から、北京南駅は午後12時半からとなっている。

9月1日の時点で、オンライン鉄道予約サイト「12306」上では、9月30日の一部人気路線の乗車券がかなり売れていた。例えば、北京西駅から西安に向かう高速鉄道列車は、ほとんどが完売となっており、武漢や武昌に向かう高速鉄道列車も、「キャンセル待ち購入」扱いとなっている。南に向かう乗車券の人気が高いだけでなく、、北京駅から北に向かう哈爾浜(ハルビン)や長春への高速列車も同様に人気が高く、乗車券は発売開始とほぼ同時に完売状態となった。

鉄道部門の担当者は、「購入したかった乗車券を入手できなかった場合は、鉄道部門が対応している『キャンセル待ち購入』で購入するという方法もある」としている。キャンセル待ち購入とは、乗客が12306(PCサイトまたは携帯アプリ)を通じて手続きすることが可能で、例えば、希望する列車や座席が売り切れていたときに、乗車日・列車番号・座席の種類を入力して購入リクエストを行い、乗車券代金を前払いすると、システム上で自動的にオンラインのキャンセル待ちリストに登録される。希望する列車や座席の種類にキャンセルや変更などが生じて購入可能となったとき、システムが自動的にそのチケットを確保して、キャンセル待ちをしている乗客に結果を知らせてくれる。

キャンセル待ち購入は、鉄道部門が今年の「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」期間中に試行を行った後、5月から全面的な実施が行われている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年9月2日

  

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