求人サイト大手・智聯招聘(Zhaopin.com)は8日、「2018年秋季中国雇用主需要とホワイトカラー人材供給報告」を発表した。同時に、成都エリアだけに的を絞った求職状況をめぐる分析報告を発表した。智聯招聘が全国主要37都市の雇用主と求職者を対象としたオンライン人材募集データのモニタリング測定結果によると、今年の秋、成都は、「就職したい都市ランキング」のトップ10入りを果たし、その順位は、北京・上海・深センに続き第4位だった。成都商報が伝えた。
また、成都エリアにおける2018年秋季求職シーズンの平均給与は7367元(1元は約16.4円)で、最も競争が激しい業界トップ5は、順に、「不動産/建築/建築資材/工事業」、「エネルギー/鉱物/採掘/製錬業」、「印刷/包装/製紙業」、「日用消費財業(食品/飲料/タバコ・酒/日用化学品)」、「物流/倉庫業」だった。
職業別にみると、成都エリアにおける2018年秋季求職シーズンの最も競争が激しい職業トップ5は、順に、「交通運輸サービス」、「総務/庶務/秘書」、「財務/監査/税務」、「土木工事/建築/内装/地方公共事業」、「仕入/貿易」だった。
報告によると、成都エリアにおける2018年秋季求職シーズンの平均給与は月額7367元。成都における月給額の分布をみると、「4千元~6千元」が34.3%、「6千元~8千元」が21.3%、「8千元以上」が26.1%をそれぞれ占めた。
業界別の給与をみたところ、「基金/証券/先物/投資業」の平均月給が最も高く9597元。「多角経営」がこれに続き9534元。「不動産/建築/建築資材/工事業」の平均月給は8825元だった。
報告によると、2018年秋季求職シーズンにおける全国人材需給競争指数(需給競争指数=受け取られた応募の履歴書数÷公開された募集ポスト数)は31.9だった。これは、全国規模で、31.9人の求職者が1つのポストを争ったことを示している。北京の競争指数は引き続きトップで75.0に上った。北京以外に競争指数が高かった5都市には、成都、瀋陽、深セン、上海が入った。成都は北京に続き第2位と、求職者を惹きつける魅力が極めて高かった。
また、報告によると、2018年秋季求職シーズンに求職者の間で最も人気が高かった十大都市は、順に、北京、上海、深セン、成都、広州、天津、西安、鄭州、杭州、瀋陽。このうち、成都は、北京・上海・深センに続き第4位だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月10日
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