昨年の中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)に美しい花柄などのケース・錦盒や芳盒に入った月餅を販売したのに続き、故宮博物院からライセンスを受けた故宮食品・朕的心意天猫ショップはこのほど、美しい花柄の花瓶風の円筒ケースに入った月餅3種類を打ち出した。北京晩報が報じた。
この円筒ケースのデザインは、清の第6代皇帝・乾隆帝の時代に流行した磁器の模様「万花不落地」をモチーフにしている。それには、繁栄・太平を表すために隙間なくたくさんの花を磁器に描き、それらの花々を一緒に鑑賞したいという思いが込められている。
3種類の花瓶の柄は、現代陶磁器アーティストの呉江鐘がデザインした。内側は金属合金で、洗浄、取り換え可能なため、花瓶として使えるほか、筆立てやオシャレな収納容器として使うこともできる。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年9月4日