条例改正案の抗議活動発生から香港警察が計1117人を逮捕

人民網日本語版 2019年09月03日15:34

香港警察は2日、逃亡犯条例改正案に対する抗議活動が発生してから現時点までに計1117人を逮捕し、この3日間で男性132人と女性27人、13歳から58歳までの計159人を逮捕。逮捕された人々は、違法集会や攻撃性を備えた武器の所持、警察に対する襲撃、公務執行妨害などの罪であることを明らかにした。新華社が伝えた。

9月2日、香港警察が開催した定例記者会見(撮影・毛思倩)。

香港警察は、2日に開いた定例記者会見において、「8月31日、暴力分子が香港の複数の幹線道路を占拠し、道路交通はほぼマヒ状態に陥った」と説明。さらに暴力分子は、香港地区各地で放火を行い、公共民生施設を破壊し、少なくともガソリン弾100発を投てき。夜になってから警察は、香港地下鉄太子駅でガソリン弾を発見・没収し、「放火罪は極めて重い罪であり、最高で無期懲役刑が科せられる」とした。

定例記者会見における警察の説明は以下のとおり。

「8月31日午後、銅鑼湾において、16人が暴動の容疑で逮捕され、すでに西九龍裁判所で裁判が行われている。同日、太子駅で逮捕された13歳の男は少年法廷で、33歳の男は九龍城裁判所で裁判が行われている。先週末の暴動で警察官2人が負傷したが、現在すでに退院した」。

「8月31日の暴動で、警察は計241発の催涙弾、92発のゴム弾、1発のビーンバッグ弾、10発のスポンジ弾をそれぞれ使用した。同日午後9時ごろ、2人の警察官がビクトリア・パーク付近で暴力分子に取り囲まれ、銃を奪い取ろうとした者がいたため、警察官2人は空に向けて2度威嚇射撃を行った」。

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