〇使い捨てアメニティを宿泊客に提供したホテルは最高5千元の罰金対象
草案意見募集稿によると、宿泊施設経営企業は、宿泊客に対し、自ら進んで使い捨てアメニティを提供してはならず、また提供しないことを目立つようにPRしなければならない。客室で使い捨てアメニティを自ら進んで提供した宿泊施設に対しては、文化観光部門が期限付きで改善を命じる。期限までに改善しなかった場合、1千元以上5千元以下の罰金が課せられる。
〇企業、住宅区、公共スペースはゴミ分別回収箱を設置
設置が求められるゴミ分別回収箱は、エリアによって異なる。
草案意見募集稿によると、党・政府機関、企業・事業単位、社会団体など各組織は、事務所あるいは生産・経営場所に、台所ゴミ、回収可能なゴミ、有害ゴミ、その他のゴミの4種類の分別回収容器を設置しなければならない。
住宅地区および村は、最低1ヶ所の生活ゴミ投棄場所に、台所ゴミ、回収可能なゴミ、有害ゴミ、その他のゴミの4種類の分別回収容器を設置し、その他の公共エリアには、台所ゴミとその他のゴミの2種類の分別回収容器を設置しなければならない。
公共スペースには、回収可能なゴミとその他のゴミの2種類の分別回収容器を設置しなければならない。ただし、台所ゴミが多い公共スペースには、台所ゴミの回収容器を増設する必要がある。
〇ネットユーザーは「フードデリバリーの注文どうしよう!」といった不安の声
草案意見募集稿の発表前から、ネットユーザーたちからは不安を表明するコメントが溢れていた。店が使い捨て食器を提供しなくなる。さらにゴミを出す時には分別しなければならない。ネットユーザーが最も心配していたことが現実になった。
しかし、ほとんどの人は、ゴミ分別実施措置を支持しており、いくつかのアドバイスも寄せられてきた。
読者の皆さんはゴミ分別実施への心構えはできているだろうか?
「人民網日本語版」2019年10月17日