第1回世界5G大会が開幕、最新の応用シーンが明らかに

人民網日本語版 2019年11月21日14:02

第1回世界5G大会が今月20日から23日にかけて北京市の亦荘で開催される。開催地の亦荘は、その優れた5G産業生態で注目を集めている。北京経済技術開発区の関係責任者によると、開発区には約百社ほどの5G産業チェーン川上・川下企業が入居しており、ここで5G+スマート工場、5G+スマート交通などの10大5G応用シーンの取り組みが推進されている。北京青年報が伝えた。

「5G+スマート交通」シーンを例とすると、すでに完成しているV2X(車両・道路協同)試験プラットフォームはメーカーにV2X設備テスト・検証・評価を提供することを可能にしており、高い応用模範効果を備えている。クローズド試験場の5Gネットワークフルカバーを実現し、5G自動運転に必要な5Gネットワーク、5Gエッジコンピューティングプラットフォーム、5G-V2X能力、5G高精度測位能力を提供できる。すでに完成している全長12キロの開放V2Xテスト道路は、世界初の潮汐車道を持つ複雑特大都市V2X都市道路だ。世界のスマート運転やスマート交通などの関連分野の企業・研究機関にサービスを提供できる。また今年の年末までに全域が自動運転開放試験エリアになる。全国に先駆けて開放試験LTE-V2X車載ネットワークも実現される。

「5G+スマート工場」シーンにおいては、経済開発区は開発区内の企業が5Gネットワーク環境を基礎とするデジタル工場、デジタル生産ラインのさらなるアップグレードの実現をサポートする。また、より多くの人が「5G+文化創意産業」シーンにおいて、超高画質や大型サイズ、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などの優れた視聴技術がもたらす直観的な体験を味わうことができるようになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年11月21日

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