東北のネット有名人に売れない商品はない 一日で車288台も (2)

人民網日本語版 2019年12月04日09:23

これまでのネットで有名な配信パーソナリティはチップによることが多く、収入は低い上に不安定だった。しかし現在はライブコマースがもっとバラ色のビジネスの道をもたらしてくれ、東北人がこうした機会を見逃すはずはない。

遼寧省の▼(にんべんに冬)二堡鎮はライブコマースで「復興」したエリアだ。

▼二堡鎮は以前は地域で一番豊かな「中国毛皮のまち」で、河北省辛集市、浙江省海寧市とともに全国3大毛皮生産販売拠点などと呼ばれていた。14年ごろから東北実体経済の衰退の影響に加え、インターネット通販のメリットを見過ごしてしまったため、毛皮ビジネスは一時、惨憺たる状況に陥り、顧客は激減し、伝統的毛皮販売ビジネスもますます落ち込んでいった。

18年下半期になり、▼二堡鎮でライブコマースが始まった。支柱に携帯電話数台を括り付け、東北人ならではのパフォーマンス芸術によって商品を宣伝し、ライブ配信による販売ルートを切り開いた。

現地関係当局のまとめたデータによれば、▼二堡鎮の今年1-6月のオンライン売上高は15億元に達した。現在、現地の毛皮業者のうち2千以上が快手のライブ配信を主要販売ルートに採用し、現地には大型ECライブ配信センターが6か所ある。▼二堡鎮のビジネスのオンラインアクセス数の約半分がライブ配信だという。

伝統的に4-9月は毛皮ビジネスにとって閑散期で、最も商売が難しい時期だが、▼二堡鎮の人々はライブ配信によって商品を売り、閑散期の売上高が例年の繁忙期よりも多くなった。▼二堡鎮全体でこうした新たな繁栄を迎えた。

口紅や衣料品などの消費財でなければ売れないと思うだろうか。そうではない。東北人のライブ配信で売れないものはない。

快手のネット有名人「二哥」さんは、全国に5千万人を超えるファンを抱える。今年5月に遼寧省瀋陽市で団体購入イベントを実施し、自動車288台を売り上げ、4S店(ディーラー)のベテラン販売員10数人の1ヶ月の売り上げに匹敵する業績を上げた。

6月にはかつて快手で一世を風靡した驢嫂がたくさんのスターが出演するコンサートを開催し、李宇春、林志穎、趙忠祥などが会場でパフォーマンスを披露した。司会は華少だった。驢嫂はこの一晩だけで微商(微信<WeChat>を利用して販売や宣伝する電子商取引)で商品4千万元以上を売り上げた。

ライブ配信は商品を売るだけでなく、供給チェーンの発展も後押ししている。しばらく前に全国初のライブ配信化粧品供給チェーン拠点が吉林省長春市に設立され、商品の供給地である広東省広州市や浙江省杭州市からやってきた化粧品が、東北地域全体の化粧品類配信パーソナリティに供給されるようになった。

東北でライブ配信という急行列車に乗ると、急速に豊かになることもあれば、なかなか売れなかった商品が売れに売れて供給不足になることもあり、衰退していたまちが活気があふれるように生まれ変わることさえある。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年12月4日

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