中国国家発展改革委員会は12日の取材に対して、中国は今後、有給休暇関連の制度を整備するほか、各地は、気候や環境などの要素を考慮に入れて夏休みや冬休みの時期を決めることができ、さらに、制度を制定して小中高校の春休みや秋休みを計画することもできるようになることを明らかにした。新華社が報じた。
同委員会など9当局が共同で発表した「祝祭日の旅行・行楽環境を改善し、観光消費を促進するための実施意見」は、雇用機関が年の初めに、業務の状況と従業員の意見を総合して検討し、1年間の休暇に関する計画を制定することを奨励。学校に通う子供のいる会社員が夏休みや冬休みに休暇が取れるよう優先して計画するほか、国が定めるカリキュラムで規定されている科目と授業時間数を確保できることを前提に、各地は、気候や環境などの要素を考慮に入れて夏休みや冬休みの時期を決めることができ、さらに、制度を制定して小中高校の春休みや秋休みを計画することもできるようになる。そうすることで、会社員は旅行・行楽に適した季節に有給休暇を取得できるよう促していく。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年12月16日