竜芯中科技術有限公司は24日午前に北京市で、次世代汎用CPU製品「3A4000/3B4000」を発表した。説明によると、3A4000/3B4000は前世代の3A3000/3B3000と同じ28nmプロセスを採用しているが、設計の最適化により性能の倍増を実現した。人民網が伝えた。
同社の胡偉武社長によると、3A4000の汎用処理性能はAMD社の28nmプロセスの最終製品「エクスカヴェイタ」に相当する。これを踏まえた上で、同社は来年・再来年に12nmプロセスの4コア3A5000と16コア3C5000を投入する。その主周波数は2.5GHz以上に上がり、処理性能を当時のAMDの水準に達する。これは同社が20年の努力により、汎用処理性能を製品級の国際的な先進水準に達したことを意味する。
同社の張戈副社長によると、同社は政治・企業、セキュリティ、金融、エネルギーなどの応用シーンで広く応用されている。提携先はすでに1000社近くに増加している。同社のチップ出荷量は今年50万個以上で、国産化応用市場でトップシェアを占めている。
発表会では、同社の主要提携先であるレノボ、中科曙光、浪潮信息、同方、中国キャリアロケット技術研究院、北京計算技術・応用研究所が竜芯3A4000/3B4000を搭載したデスクトップPC、ノートPC、サーバー、クラウド端末などの製品を発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年12月27日