2019年の社会消費財小売総額は約41兆元、8%増加

人民網日本語版 2020年01月17日15:15

中国国家統計局が17日に発表したところによると、2019年の社会消費財小売総額は41兆1649億元(1元は約16.0円)に達し、前年と比較すると、名目増加率は8.0%、物価要因を考慮した実質増加率は6.0%だった。このうち自動車を除いた消費財の小売総額は37兆2260億元に上り、名目で9.0%増加した(以下、増加率は名目増加率を示す)。中国新聞網が伝えた。

19年12月の社会消費財小売総額は3兆8777億元で前年同期比8.0%増加した。自動車を除くと3兆4349億元で8.9%増加した。

事業所の所在地別にみると、19年には、都市部の社会消費財小売総額が35兆1317億元に達し、前年比7.9%増加。また農村部は6兆332億元で9.0%増加した。12月単月では、都市部が3兆2704億元で前年同期比7.8%増加し、農村部は6073億元で9.1%増加した。

消費分類別にみると、19年には飲食関連の収入が4兆6721億元で前年比9.4%増加し、商品小売額は36兆4928億元で7.9%増加した。12月単月では、飲食関連収入は4825億元で前年同期比9.1%増加、消費小売額は3兆3952億元で7.9%増加だった。

小売業態別にみると、一定規模以上の小売業者(年売上高500万元以上の小売企業)のうち、スーパー、デパート、専門店、専売店の売上高は、スーパーが6.5%増、デパートが1.4%増、専門店が3.2%増、専売店が1.5%増となった。

19年は全国のオンライン小売額が10兆6324億元に上り、前年比16.5%増加した。このうち実物商品のオンライン小売額は8兆5239億元で前年比19.5%増加し、社会消費財小売総額に占める割合は20.7%だった。実物商品のオンライン小売額のうち、食に関するものは30.9%増加、衣類は15.4%増加、費用は19.8%増加した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年1月17日

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