中国初のスマート化高速鉄道、点検ロボットを採用へ

人民網日本語版 2020年01月17日14:45

北京市と河北省張家口市を結ぶ京張高速鉄道が2019年12月30日に開通してから、すでに半月以上が経過した。中国鉄路北京局集団有限公司の統計によると、同鉄道の日常運行ダイヤの旅客列車は今月13日の時点で41往復となっており、乗車率は95%以上にのぼる。開通・営業から15日で、北京鉄路局は往路で39万8700人の乗客、復路で38万4600人の乗客を輸送している。計78万3300人が同鉄道を真っ先に体験した計算になる。環球網が伝えた。

列車の安定運行を保証するため、同鉄道は多くのスマート化技術を採用した。すでに顔認証、バックグラウンドからの正確な制御などの機能を実現している。今後はシャーシ点検ロボットも使用開始される。

整備士がスマート高速鉄道の点検を行う際に、バックグラウンドのカメラが測位により、同一人物の関連動画を自動的に編集する。今後は高速列車の点検の品質管理で、正確に個人を特定できるようにする。また作業調整・制御システムも整備士の位置をリアルタイムで特定できる。システムは誰がいつどこで作業をしているかが一目瞭然だ。高速列車メンテナンスの3級プラットフォームにおいて、顔認証システムは人員の測位を行い、特定の整備士の作業情報を常に追跡するだけでなく、列車の発車や給電の前にあらかじめ介入することで、整備士の人身安全を保障する。他にもスマート化された点検修理設備も間もなく使用開始される。北京鉄路局が導入する初のシャーシ点検ロボットが現在調整中だ。データモデリングにより、ロボットはシャーシの設定された路線を走行し、ミリメートル級の数値を収集・報告できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年1月17日

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