米電気自動車(EV)大手のテスラは北京時間の1月31日に2018年第4四半期決算を発表した。それによると、同期の収入は72億3千万ドル(1ドルは約108.9円)、総利益は1億3950万ドルだった。テスラにとって、10年の上場以降で黒字になった4回目の四半期であり、また初めての2四半期連続での黒字達成となった。「北京日報」が伝えた。
テスラは、19年にEV36万〜40万台を引き渡し、台数は18年比約45〜65%増加し、このうち「Model 3」の年間生産量が前年より大幅に増加すると見込む。今年1月には上海の新工場・ギガファクトリーの建設が始まり、その生産ラインで年内に「Model 3」の生産を開始する予定だ。同工場生産ラインの単位生産能力あたりの資本支出は米国工場の「Model 3」生産ラインの半分にも満たない。またテスラは今年、「Model Y」のテスト生産を開始する予定で、20年までに量産を実現したいとしている。
ギガファクトリーは初期の計画として、「Model 3」を毎週3千台生産し、いずれは1万台に引き上げることを目標に掲げる。19年第4四半期から20年第2四半期までの「Model 3」生産量は50万台を超える見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年2月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn