新型肺炎の影響?テレビ視聴時間が大幅増、各世帯1日7時間

人民網日本語版 2020年02月20日08:56

ラジオ映画テレビ総局の番組視聴ビッグデータシステム統計によると、1月25日から2月9日にかけて、中国全土の有線テレビとIPTVの1日あたり視聴ユーザー数は昨年12月より23.5%増えた。また、総視聴時間は41.7%増え、各世帯の1日あたりテレビ視聴時間は7時間近くに上った。例年であれば、旧暦大晦日から旧暦1月7日(今年は1月24日から1月31日)が視聴率のピークだが、今年の視聴率はそれ以降も上昇し続け、旧暦1月10日から16日にあたる2月3日から2月9日にかけて、1日あたりの総視聴時間は1月24日から1月31日より3.2%長くなった。新華社が伝えた。

ラジオ映画テレビ総局の関連責任者は、「新型コロナウイルス感染状況の拡大と関連番組放映数の増加にともない、感染予防・抑制に関する番組の視聴率が上がってきている。1月26日の全国衛星テレビにおける感染予防・抑制関連番組の放映時間は1月25日の3.7倍に及び、2月1日には14.6倍に達した。世帯あたりの関連番組視聴回数は1月25日の22.1倍となり、その後も番組の放映数と視聴は高い状態が続いている。こうしたデータから、人々の感染状況関連報道や番組への注目度が極めて高いことが分かる」と述べた。

感染状況が拡大して以来、ニュース番組は迅速に権威ある情報を伝え、人々の状況を知りたいというニーズに応えており、視聴率も最も大きく増加したという。中国全土の地方衛星テレビチャンネルの夜のニュース視聴率はどれも大幅に上昇し、12省(自治区・直轄市)の視聴率の伸び幅は50%以上に達し、そのうち湖北衛星テレビの夜のニュースはこの期間中に視聴率が全体で531%上がり、視聴ユーザー数は906%増加した。また、1月27日から2月9日にかけて、テレビドラマの1日あたり視聴時間は昨年12月より15%増え、「絶代双驕(Handsome Siblings )」や「下一駅是幸福(FIND YOURSELF)」、「新世界」といった作品のチャンネル別視聴率はいずれも1%を突破し、「下一駅是幸福」のタグがつけられた微博(ウェイボー)記事のPVは延べ91億5千万回に上った。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年2月20日

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