中国中央テレビ(CCTV) の視聴者参加型の漢詩をテーマにした人気番組「中国詩詞大会(Chinese poetry Conference)」シーズン3の記者会見が21日に北京で行われ、23日に放送開始となることが明らかになった。「スーパー飛花令」や「詩詞接龍」などの新たな内容が加わり、中国伝統の漢詩の美しさで視聴者を魅了する同番組は、一層緊張感があり、見ごたえある内容の番組となる。中国新聞網が報じた。
「中国詩詞大会」は、2016年にCCTVの科学教育チャンネルで放送が始まるとすぐに好評を博し、2017年のシーズン2では、春節(旧正月)に合わせて総合チャンネルと科学教育チャンネルで放送され、翌日午後に再放送されるようになり話題となった。春節中の放送ということもあり、漢詩の美しさを伝える同番組は予想以上の人気となり、春節翌日からの10日間で話題をさらい、高視聴率を記録し続けた。毎回放送が終わるたびに、出演者が人気検索ワードランキングに名を連ね、大人気となった。
シーズン3の「中国詩詞大会」も、シーズン1、2に続いて董卿が司会を務め、「人生にも詩の味わいがある」というテーマを引き継ぐと同時に、さらに広いテーマが採用される。
シーズン3には、無形文化遺産の要素が盛り込まれることは注目に値する。番組スタッフは、無形文化遺産継承人に認定されている職人10人に動画を通して登場してもらい、切り絵細工やエッグシェル・カービング、飴細工、木彫りなどの作品を通して出題し、バラエティーに富んだビジュアル表現を通して、中国の伝統手工芸を紹介する。
シーズン3は全10回で、毎回の放送時間は100分。3月23日から4月1日まで毎晩7時半に、CCTVの科学教育チャンネルで放送される。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月23日
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