中国の人々が新型コロナウイルス感染による肺炎の予防・抑制に積極的に取り組む中、中国と深い友情で結ばれている日本の松山バレエ団が中国国歌である「義勇軍行進曲」を合唱し、中国を応援する動画が中国全土に広まっている。18日、松山バレエ団は人民網を通じて再び動画でメッセージを寄せ、新型コロナウイルスと闘う武漢と中国を応援し、その幸せを祈った。人民網が伝えた。
松山バレエ団の森下洋子団長は、「中国の新型コロナウイルス感染による肺炎の状況を私たちは大変心配している。みなさんは本当に強い、心も強い。中国の人たちが今回の困難を必ず乗り越えると信じている」と万感の思いを込めたメッセージを述べた。
また松山バレエ団の清水哲太郎総代表は、「中国の人たちは何千年という長い期間に、理想に向かって進むことが人の道であると日本に教えてくれた。どんなことがあっても、あきらめないで前に進む。こういう一番人間として大切なことを日本人に教えてくれた。その中国の人たちが今苦しんでいる。中国は絶対に乗り切れるし、私たちもそれを見届けたい。私たちも頑張ります。どうぞ皆さんも頑張ってください!」と、中国人と互いに協力し合って困難を乗り切り、新型コロナウイルスに打ち勝つ決意を感情の高まりからかすれ気味になった声で力強く語った。
応援動画の最後に、松山バレエ団の団員たちは「頑張ってください」と声を揃えて中国にエールをおくり、その幸せを祈った。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年2月19日