全軍初、新型コロナ核酸検査・診断確定実験室が承認受ける

人民網日本語版 2020年03月02日13:13

解放軍総病院第五医学センター臨床検査医学センターは、中央軍事委員会後勤保障部と北京市衛生健康委員会から順調に承認を受け、全軍初の新型コロナウイルス核酸検査・診断確定実験室になった。科技日報が伝えた。

同センターの李伯安センター長は、「診断確定実験室になると、我々の検査結果は陰性であれ陽性であれ、その他の機関の確認を求める必要がなくなり、直接報告できるようになる。これは患者の診療・待機時間を大幅に短縮できる。初診患者は最短時間で診断結果を手にすることができ、隔離・治療が必要かを判断するとともに、感染の疑いがある患者の院内感染の機会を減らすことができる。臨床ですでに好転している患者についても直ちに検査報告を受け、退院できるかを判断できる」と説明した。

新型コロナウイルス核酸検査は、診断確定の最も重要な一環だ。感染症の発生後、同センターは強化型生物安全2級陰圧実験室を直ちに設立し、中堅者を集め新型コロナウイルス核酸検査を行った。北京市衛生健康委員会による現場での評価・審査を経て、2月上旬に在北京軍隊病院の中で初めて予備検査実験室の資格を取得した。検査能力を高め検査のペースを上げるとともに、検査漏れと検査ミスを回避するため、同センターは核酸抽出方法を改良し得られる濃度を2.5倍高めた。同時にすべての検体に2種類の試薬を用いることで、検査の感度と特異性を高め、正確な検査結果を保証した。北京市臨検センターによる実験室間品質評価と北京市疾病予防管理センターによる陽性・陰性検体の「無通告検査」では、100%の合格率に達した。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年3月2日

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