浙江省の杭州市新型コロナウイルス肺炎対策指導グループはこのほど、「公共交通の最適化と操業・生産再開関連措置に対するサービスに関する通達」(以下、通達)を発表した。中国放送網が伝えた。
「通達」によると、2020年3月18日から3月31日まで、平日午前7時から9時と午後4時半から6時半の時間帯において、中心市街地の路線バス(中心市街地と4区をつなぐ路線を含み、専用路線バスを除く)及びすでに運営を開始している地下鉄路線を無料で乗車できる措置を試行することを暫定的に決定した。
乗車無料となる時間帯は、路線バスの場合は、乗客が乗車した時間をその基準とし、地下鉄の場合は、プリペイドカードまたは電子決済を使用して改札を出た時間をその基準とする。なお、片道切符を使用した地下鉄乗車の場合は、乗車時に改札の中に入った時間をその基準とする。
無料乗車措置試行期間中も、路線バスと地下鉄乗車に関わる感染予防・抑制措置は現行の規定に基づき実施される。路線バスと地下鉄の実際の積載率は厳格にコントロールされ、乗客数が増加した場合などは、輸送力の保障を強化すると同時に、運営企業は安全で秩序ある輸送を保障するため、実情に応じて乗車制限を実施することができる。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年3月18日