北京、海外からの輸入症例対策に小湯山医院の運用再開へ

人民網日本語版 2020年03月17日14:56

3月13日、北京小湯山医院(撮影・潘之望) 。

病床約1000床の小湯山医院は主に、北京の税関検疫の結果、感染リスクがあると判断された人に対するスクリーニングのために用いられる。また、感染が確認された患者や感染の疑いがある人の治療も行う。スクリーニングの結果、異常がないと判断された旅客は、その目的地である省が引き取り、安全な方法による搬送を担当する。北京市内が目的地である旅客については、各区が引き取り、14日間集中隔離して経過観察を行い、クローズド・ループ運行、管理を実施する。小湯山医院の拡張エリアの病室設備、実験室検査機器、画像検査機器、消毒・防護、汚水処理、消防・安全などの全ての設備は検査に合格している。

3月16日夜に撮影した北京小湯山医院の一部(ドローンで撮影)。

北京市は、市属病院から呼吸、感染、重症、急患、小児科、中医学、検査、放射線、薬剤など、専門の医療従事者数百人を派遣した。業務や防護関連の系統的な研修は既に終了している。小湯山医院は、新型コロナウイルス感染者を受け入れている他の市級感染症指定医療機関と、遠隔診察を行える態勢を整え、協力を促進し、経験を共有している。(編集KN)

3月13日、北京の小湯山医院の内部(撮影・潘之望) 。

「人民網日本語版」2020年3月17日

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