重慶市科学技術局によると、重慶市が重慶医科大学を通じ建設した省・部共同建設超音波医学プロジェクト国家重点実験室、重慶交通大学を通じ建設した省・部共同建設山間部橋梁・トンネルプロジェクト国家重点実験室がこのほど、正式に承認を取得した。これは重慶市省・部共同建設国家重点実験室が無から有への突破を実現したことを意味する。重慶市国家重点実験室は現在10カ所にのぼる。人民日報が伝えた。
重慶医科大学を通じて建設した省・部共同建設超音波医学プロジェクト国家重点実験室は、主にバイオ医薬重大科学技術の先端問題及び重慶市生物医学分野の重大発展の需要をめぐり、超音波及び音響効果、マルチモード映像監視及びスマート正確治療、超音波治療臨床研究及びビッグデータの3つの研究分野を設置。重慶交通大学を通じ建設した省・部共同建設山間部橋梁・トンネルプロジェクト国家重点実験室は、主に山間部橋梁・トンネル地理空間の不確実性及び構造挙動の変動性といった重大科学問題について、山間部橋梁構造の挙動及び制御、山間部橋梁スマート感知及びメンテナンス、山間部トンネル力学的挙動及び運営安全の3つの研究分野を設置。中国の大径間アーチ橋の建設・維持管理技術水準の世界トップの地位を維持する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年3月25日