湖北省の治癒率は93%超、 4万人以上の湖北支援医療従事者は感染者ゼロ

人民網日本語版 2020年04月02日10:22

国務院新聞弁公室は3月31日、湖北省武漢市で記者会見を行い、中央指導グループメンバーで国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は、「武漢を主な戦場とする中国全土の感染状況はすでにほぼ食い止められ、感染予防・抑制は段階的な重要成果を挙げた。湖北省の治癒率は93%を上回り、4万人以上の湖北支援医療従事者には1人も感染者が出なかった」と述べた。中国新聞社が伝えた。

馬主任は、「中央指導グループは4万2600人以上の優秀な医療従事者を集め、340以上の医療チームを組織し、設備や物資を携えて湖北省の支援に向かわせた。そのうち、重症医学感染・呼吸器・循環器・麻醉の専門スタッフが1万5千人以上で、10省・自治区・直轄市からそれぞれの20%に及ぶ重症専門スタッフが派遣された」とした。

このほか、中央指導グループは全国から千人近い優秀な公衆衛生・コミュニティ衛生・検査のスタッフを選抜して派遣し、36の防疫チームを湖北支援に向かわせた。疾病予防管理スタッフは6回にわたって予防・抑制プランを修正し、鮮明な特色を持つ「中国の経験」を作り上げた。

馬主任は、「現在は海外で感染が拡大・蔓延を加速させている状況にあり、湖北省には治療を受けている感染者がまだ1500人近くおり、重症・重篤症例の割合が3分の1を上回り、治療の難度が高い。また、引き続き医学的診療を最優先すると同時に、ターゲットを絞って効果的に海外からの輸入症例に対処し、海外から国内、国内から各家庭への全チェーンにわたる予防・抑制策をしっかり行わなければならない」と強調した。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年4月2日

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