広州白雲空港は新型コロナウイルスの輸入症例を防止し、消毒活動に力を入れている。画期的な技術を活用した新たな措置を絶えず打ち出し、旅客のために健康的で安全な移動環境を構築している。広州日報が伝えた。
◆スマート清掃・消毒ロボット、1度で1万立方メートルを消毒
筆者は白雲空港第1ターミナルビル出発ロビーで、「小艾」と呼ばれる新型スマート清掃・消毒ロボットを目にした。これは殺菌・消毒、ごみ清掃、粉塵収集などの機能を一体化させており、設定されたルートに基づき正確に作動し、空間スプレーや掃き掃除などの清掃・殺菌・消毒作業を自動で行う。このロボットは人の代わりに重点保障エリアに入ることができる。現場の清掃を速やかに行えるだけでなく、さらに重要なのは人の接触を効果的に減らし、交差感染のリスクをなくす。
このスマート清掃・消毒ロボットは1回の消毒液充填により8時間にもなる連続的な稼働ができる。1万立方メートルの空間、または2000平方メートルの床の殺菌・消毒を行える。そのセンサーは6メートル内の障害物を自動的に識別、回避し、自動方向転換、障害物回避の「スマート」清掃を実現する。