ネット人気車は販売店の電話がパンク、1日の受注量だけで1ヶ月の販売量を超える
五菱によると、目下の「屋台経済」という概念の大きな盛り上がりにともなって、自動車市場がまだこの概念を取り入れる方法を探っている中で、五菱は早々と新製品を打ち出して「屋台経済」のニーズに応えた。
柳州五菱汽車工業有限公司の公式アカウント「五菱専用車」は2日に発表した記事で、五菱栄光シリーズがこのほど「屋台経済」向けの物販車を発売したことを伝えた。この車は「移動販売車」の位置づけで、1回のキー操作でドアが開閉し、ドアを開ければ商品を販売できる状態になる。車高は2.26メートルで、地下駐車場の出入りがしやすく、ドアを全開すれば、さまざまな方向・角度で商品を展示することができ、宣伝や配送、販売、販促に適している。排気量が1.5リッターと1.8リッターの2つのモデルがある。
五菱汽車証券部の関係責任者がメディアに述べたところでは、「この車種の価格は5万6800元(1元は約15.3円)で、実際の購入価格はオプションによって変わる。5月に発売したばかりのトラックで、当社はそれほど宣伝に力を入れてこなかった。先月は300台ほどの売り上げだったが、今日(3日)は販売会社の電話がパンク。すべて消費者からの問い合わせの電話で、今日1日の受注量だけで先月の販売量を超えた」という。