「ナイト北京2.0行動計画」実施し、3年めどに商業圏22ヶ所をアップグレードへ

人民網日本語版 2020年06月12日13:47

北京市は10日、「高品質の新生活を牽引する新消費促進行動ガイドライン」を発表した。▽新スタイル構築▽新品質の向上▽新供給の最適化▽新インフラの整備▽新環境の構築――の5つの分野の22対策を実施して、新消費のニーズを刺激し、消費の高度化を促進し、素晴らしい暮らしを期待する人々のニーズを満たす計画だ。中国新聞網が報じた。

ハイクオリティブランド集結目指す

北京は今後、中国国内外の有名ブランドの旗艦店や体験ショップを誘致するほか、オリジナルブランドのコンセプトショップやオーダーメイドショップを発展させ、北京ローカルブランドの商品の北京市内外での販売を促進する。

「ナイト北京」2.0行動計画

北京は今後、「ナイト北京」を観光できる約10コースを設定するほか、ナイトランやナイトショーなどの野外イベントを10回ほど企画する計画だ。また、夜間文化観光消費計画「点亮北京」を実施して、条件を満たす博物館や美術館、観光地、公園、特色ある商業街などが営業時間を延長するよう推進する。その他、消費活動の審査・認可の手続きを調整して、最適化し、関連の手続きをオンラインで行えるように整える。

商業圏のリニューアルを推進

北京は今後、伝統的な商業圏をアップグレードするためのリニューアル3年計画を実施し、3年をめどに、商業圏22ヶ所のアップグレードを行う。今年は、朝陽区CBDや昌平区龍徳など、6ヶ所のアップグレードを重点的に行う。

輸入商品購入のルート拡大へ

北京は今後、輸入商品のオンライン販売促進キャンペーンを10回以上企画する計画だ。そして、越境ECの保税倉庫、体験ショップなどの建設をサポートし、越境ECによる医薬品輸入のテスト事業推進を加速させ、「オンライン購入保税+オフライン受け取り」などの新業務を推進する。

その他、北京は今後、国家免税店イノベーション政策の実施を加速させ、通関地や市内の免税店の配置を最適化し、免税ルートへ提供する高品質の特色ある商品を開発する。

生活必需品保障プラットホームを構築へ

北京は今後、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、モバイルインターネットなどの技術を活用して、生活必需品保障プラットホームを構築し、市全域での生活必需品備蓄、商品・物資の調整・コントロールのスマート化を実現して、需要と供給の保障能力を向上させる。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年6月12日

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