中国初の独自の知的財産権を持つ民間旅客機C919が28日、滑走路から飛び立ち水門を通り、新彊・吐魯番(トルファン)交河空港に着陸した。高温特定テスト飛行試験を開始した。中央テレビニュースが伝えた。
同日のトルファンの気温は摂氏42度にのぼり、地表温度は摂氏70度にのぼった。中国産大型旅客機としてのC919は開発段階に、試験・テスト飛行活動を実施する必要がある。高温試験は国内外の現代型航空機が合格しなければならない極端気象の試験だ。
トルファンは古くから「火州」と呼ばれる。高温資源が豊富で、中国内最良の航空機高温テスト飛行試験場の一つでもある。C919はここで旅客機高温地上・空中飛行試験を展開する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月29日