鏡の私は美しいのに、写真の私はどうしてイマイチか?

人民網日本語版 2020年07月20日09:02

毎日鏡を見ると自分はルックス抜群だが、写真を撮るとイマイチで美顔加工をしないとSNSにアップできないという体験を持つ人も多いのではないだろうか。鏡と写真の自分は明らかに自分のはずだが、同じ人でもルックスにこれほど差が出るのはなぜだろうか。揚子晩報が伝えた。

専門家によると、レンズはある程度の誤差を生じさせる。特に携帯電話のインカメラは焦点距離が短いため、撮影された人の顔がのっぺりとし、額と鼻が際立って見える。次に、ライティングが適切か否かも最終的な撮影効果に大きな影響を及ぼす。

私たちが鏡で目にする自分は、脳の「加工」を受けている。これは脳の補完機能によるものだ。人の脳には自己の意識があり、鏡を見る時に自動的に長所を誇張し、短所を弱める。

また私たちの脳は動く人に対して親しみを覚える。一般的には止まった顔よりも動く顔の方が魅力的だ。私たちはよく鏡の前で動き、角度と動きを調整するため、そこに映る人も動的だ。撮影された写真は静的であるだけでなく、被写体もじっとしていなければならない。そのため写真の自分は鏡ほど良く見えない。しかも鏡に映る人はより立体的であり、平面の写真よりも効果が優れている。

このほか、鏡を見る時に注目するのは往々にして局部、とりわけ自信のある部分だ。見た目が今ひとつの部分については自ずと見落とす。写真を見るときに注意するのは全体で、欠点が露呈してしまう。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年7月20日

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